kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひとの思案とき 5W1H -4           #6

私は寝ます                ダンパーの機能の再認識  ストーブの焚きかたは、人それぞれに個性があるように、さまざまな燃やし方があると思う。外は荒れ狂う吹雪のログハウスでパチパチと燃えるストーブは頼もしいと思うし、瀟洒な別荘でパイプを燻らし、バーボンをぐびりとくつろぐ時、傍らで穏やかに語っているストーブも好きだ。  薪ストーブの始まりは、外で木々を燃していたのを、家の中へ持ってきて囲…

薪焚くひとの思案とき 5W1H -3          #5

                                                       あぐまない?   スイートスポット   25シーズン前に薪ストーブを導入し、「さァ焚くぞっと」20年半はただ闇雲に薪を焚いてきた。闇雲というのは、薪が燃焼するには、エアー供給と煙突の引きが大きく関わる環境下で、この二つのファクターのパラレルな調整を如何にしたらよいかわからなかったことであ…

薪焚くひとの思案とき 5W1H -2          #4

                           3.6kg/4本/75min(2.9kg/hr)   頭こんがらがってる?  前回ブログでは、Whenに関し述べたが「取説の一部」のサマリーは「薪の追75min(1 時間15分)間隔で、1回当たり重量3.6kg、4本であり、公称発熱量はエアーベントが50%のとき9.8kWである。時間当たりの消費は2.9kg/hrである。」であり、ストーブをひ…

薪焚くひとの思案とき 5W1H -1         #3

                パパは何を考えてる  薪焚く人の思案どきとは、いよいよシーズンとなり家族にはばかることなく焚くことは、至福の喜びであるが、あたかも赤子に一定間隔で授乳するがごとく薪をくべることである、サブタイトルのうちのWhenとHowである。その他は当たまえに、「薪焚く人」が「炉縁」で「薪」をくべるである。  ストーブ導入時は誰しも薪を投入しすぎシャツ裸になったり、真冬に窓を開…

薪焚くひと -2                  #2

 冬の朝、私のルーチンは6時に火入れを行う。  毎夜20~21時に薪を投入し以降追加をしない、何故なら翌朝室温は10~16℃程度で、ストーブは熱くはないにせよ暖かいし、煙突ダンパーとフロントドアーを全開にし、灰をひと掻きすれば昔の火鉢のように熾きが目覚めるから、起床後、子1時間はインターネットチェックに費やすことができる。もちろん小型石油ストーブは「寝起き一番」にオンの話だが。  前回のブログで…

薪焚くひと -1 #1

 私の冬の日課は「薪焚人」に徹する。  今、手にしている薪は、一昨年の春から梅雨前に汗水流して拵えた高価な宝物(18円/kg)で私の住む寒山の町は半年以上暖房の必要な積雪寒冷地だ。 薪ストーブを導入し25年が経つうちに、薪代(2mの原木)が2倍ほどに値上がりしている。  この御代を節約しようと、21年使っていたjotulファイヤーライトを退職の年に、後継機のF-600に替えたのを機に、5年前より…