kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -18(薪割-13 最終章)         #25

ロケット!!ストーブ?



 斧の手入れの最終工程は柄へのご褒美だ。 柄には塗装が施されているものもあれば、そうでないものもあるが、いずれにせよ長年使っていると劣化や乾燥で、ガタが来ることもあるから、あくまでも「ざっと」気休めでアマニ油を一週間ほどかけて2回ほど塗って、ヘッドには、シリコンスプレーを吹き付けて「お蔵入り」だ。
 斧の寿命はどれほどあるのだろうか? 柄は仮に折れたとしてもスペアーを購入し、自ら交換は可能であるが、斧の刃の刃先のメンテナンスに関してだ。 「割」を続けているときに、刃先が丸くなったからと言って極端に、切れ味?割れ味?があたかも、包丁のように感じることは特にない。したがって、「割」の途中の休憩時か何かの時に、ふっと思いついたように刃先に目が行く、親指の腹あたりで刃先をなぞり確認する。刃こぼれ、元、末、刃先が丸くなってないかとか、そのようなときは、とりあえずシャープナー、鎌研ぎ用の携帯砥石で、「シャッシャ~」と研ぎ、凌ぐまでであり、本格的には研がない。
 刃こぼれ、刃先が相当に鈍角な時は、雨降りや休息日に本格的に研ぐことにしているが、あたかも鉛筆を削るように毎回毎回刃や斧刃を削るわけなので、短くなった鉛筆をかつてはキャップをして使い続けた記憶があるが、斧の刃もいずれは寸詰まりになるのだろうか?いや~私一代では無理だろうか。斧に対する愛着、執着の業が強いほどこのような妄想に取りつかる。
                                       完
 今度こそ、このブログがアップしている頃には「運上ひと」のはず

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