kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -15(薪割-10)             #22

午睡~

 前号で述べた通り、斧の柄長の違いが如何ほどなのかを並べてみた。 写真左より二番斧(AGDOR,SLEDGE、ヘッド2.5㎏、柄長85cmのものを、80cmに交換)、四番斧(STIHL,SLEDGE Hummer、同3.0㎏、同85cm、自分にはヘビーすぎる)、五番斧(GransFors Hammer Short、同2.5㎏、同柄長69.5cm)、一番右が、退職記念に部下から頂戴した六番斧(土佐斧同1.5㎏、同90cm、驚異的な長さだ)なのだが、日本人の私が斧の扱いにおいて、五番斧のGransForsの柄長が69.5cmでちょうどいいと確信してからは、やはり二番AGDOR、四番STIHLはコンチネンタルサイズとしか思えない。このコンチネンタルな斧どもを使う際に、立ち位置に関し、台に乗せた「玉」からの距離感に、薪を割るという潜在的というか本能というか、離隔を確認をしてから振り下ろすのだが、たまにどうしても、感覚のずれが生じ、「的」が玉半分ぶんほど先にずれ、雁首をしこたま「玉」のヘリにぶつけてしまう。 また刃上部の角が丸くはなっていないかことから、「玉」手前の地面を割ったことは一度もないことや、改めてこれらコンチネンタルな斧どもの柄首を見ると、多少欠損していることを見れば、この感覚のずれが実際に生じていると納得できる。 ちなみにミスショットは五番斧のGransForsでは、あってもマア100回に1度もないくらいである。
                                     つづく

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