kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -14(薪割-9)             #21

さわらしテ~ いいョ~

左より1~5番斧

さて前号では、自分の筋力、スキルの至らなさを棚に上げあたかも斧がよくないような記述に終始したが、このことを痛感したのは、薪割をはじめ20年も経過した頃だった。
 平成26年6月にインターネットで「GransFofs Spritting hammer Short Axe452」、上表の五番斧の購入により柄の長さが作業効率に大きく影響していることが分かった。またこの斧を選んだ理由は、「ファイヤーサイド」のポールキャスナー氏の「ファイヤーサイド エッセイ」下記参照

上記中の「斧の選択」の項目中の文言「私としては斧の柄長は69㎝が最適です。」との文言と

の製品紹介webページ中の「パワフルなハンマー斧のヘッド」と「日本人の背丈に合った柄」を合わせることで、 力が入れやすく振り回しが利き、安定したコントロールが得られる斧になりました。との文言ではたと気が付いた。
 確かに、当時「割」用に使用していた斧は二番と四番で、柄長は80㎝、85㎝であるがこの「GransFofsの槌ショート」は69.5㎝で非常に短いことだった。すなわち二番、四番は所謂、コンチネンタルサイズであり、なるほど私のようなヤマトサイズには合わないわけだ。
 確かにこの五番斧を使用してみると、疲れ方が先述の物とは大きく異なるし、柄が短いぶん薪割台の前での体の動きのピッチが異なるし、打ち損じの頻度が極端に減少した。二番斧の柄を交換する時分には柄首が1/4ほど欠損していた。
上記理由から二番、四番の評価を低くした。
 けっして私は「ファイヤーサイド」の回し者ではありませんが、このエッセイを読んで自分の体に合う「斧探し」にようやく20年たってたどり着いたって話だ。
                                     つづく

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