kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひとの思案とき 5W1H -1         #3

                パパは何を考えてる


 薪焚く人の思案どきとは、いよいよシーズンとなり家族にはばかることなく焚くことは、至福の喜びであるが、あたかも赤子に一定間隔で授乳するがごとく薪をくべることである、サブタイトルのうちのWhenとHowである。その他は当たまえに、「薪焚く人」が「炉縁」で「薪」をくべるである。
 ストーブ導入時は誰しも薪を投入しすぎシャツ裸になったり、真冬に窓を開けたりと様ざまな轍を踏んできたはず~ あげくには、2月頃に「これじゃ到底足りなくなるなと!!」
嘆き悲しんできたことか~
 日本中の「薪焚くひと」はおそらく、街のDIDを少し離れた住宅地の一画の一般住宅で暮らす「貧乏人」「偏屈」「近所のことは気にかけない」で、可能な限りストーブのメンテも、薪の確保も自らしている人たちだと思う。ストーブに関する煩わしさを数え上げればきりがない。それでも知恵を出し維持し続けることはストーブを焚き、その恩恵を受けることが対価なのだと、素直に受け入れている「ひと」が大部分であると思うし、あえてこう呼びたい。
 しかしこの対価を得るために「貴重な宝物」を漫然と燃やし満足していなかったか? 残りのWhenとHowを極める事が出来るとしたら、「薪焚くひと」の更なる高みの新境地に踏み出せるのではないか。
 日常、薪を投入する機会(When)は三つあると思う。一 ,部屋が寒いと感じたとき、 
二 ,ストーブの薪が無くなりかけたとき、三, 衝動的に紅蓮の焔を見たいとき、余談だが客が来たとき、であり一と二は、or若しくはandである。傍らの薪置き場で大中小の選択をし投入する。手ごろなものを1~4本使うのがメジャーなところか。 このような繰返しを何年も淡々と行ってきた。 何か物足りなかった。モット厳かに、効率的に儀式めいた、くべ方はないだろうかと、汗水たらして拵えた「宝物を」20年半ずう~とそう思っていた。
 ことは急転直下した。初回ブログで紹介した「薪消費の記録」は二代目Jotul F-600導入時につけ始めたわけだが、きっかけは、下記の引用文にあった。 
これはJotul F-600の「取説」で、要約すると公称熱量は9.5kWで時間当たり2.9kgのまきを必要とする、なお投入間隔は75分で1回の投入量は3.6kg、4本で、エアーベントは50%で達成される。(4本で3.6kgって0.9kg/本) 薪は長さ35cm、直径は3-13cmを推奨する。と
 ※薪1kgあたり熱量4kW/kg(ロス80%で3.2kW)とすると9.5kW÷3.2kW=2.96kg/hr
  2.9kg/hr×75min(1.25)=3.6kg/75minってことか~


 これまで(二代目導入前)は薪1~4本を上述の「When」で投入し、薪の消費管理は行なわず、春近くになくなれば、在庫は乏しくなり翌年度へのボーナスなど皆無であった。ちなみに薪置き場のスペースは生重量(搬入時の目方)で7t×2年が限界である。 下記Jotulの「取説」で私の何が琴線に触れたかと言うと1回の投入量に関し「4本、3.6kg」に関してだ。

                                    つづく

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