kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -2                  #2


 冬の朝、私のルーチンは6時に火入れを行う。


 毎夜20~21時に薪を投入し以降追加をしない、何故なら翌朝室温は10~16℃程度で、ストーブは熱くはないにせよ暖かいし、煙突ダンパーとフロントドアーを全開にし、灰をひと掻きすれば昔の火鉢のように熾きが目覚めるから、起床後、子1時間はインターネットチェックに費やすことができる。もちろん小型石油ストーブは「寝起き一番」にオンの話だが。
 前回のブログでも少し触れたが、現在のストーブは二代目「jotul F-600」で、初期は「jotulファイヤーライト」を20年半使用していた、消耗品(ガスケットのみ)以外の部材交換は、フロント耐熱ガラス左右2回(いづれもひび割れ 2回目のは現ストーブのスペアーとして保管)、グレート2回(熱による変成で湾曲し始めたため、ひっくり返して暫く使用したが末期には前後3cmほどのシーソー状態で枠に収まらなくなった。 これも上述と同様)寿命が長いのか短いのかわからない。グレートのような鋳鉄のごつい物が熱変成するか「劣化」で割れるならわかる。 ここで疑問が生じた「そもそもグレートは必要か?」 炉内でまだ元気な熾きをストストと灰受皿へ落とし、灰の毛布から引き離し灰を大量生産することが?
 ここで閃いた、二代目導入時に鉄工所へ行ってグレート(350×250×12)と同じサイズの12mm鋼板を切断してもらって取り替えた。これがよかったと考える。何故なら火入れ前の床均し時にコークスのような、灰が溶融し固まったと考えられる3~5cmほどの物体がころころと灰床の中から出てくるようになり、結果的に灰の量が減少されたかと? また熾きは灰の毛布(※大体厚み50mmに保つ)に包まれて「長持」となり上述のように、子半時は時間稼ぎができて一石二鳥と。
 まあバーモントキャスチングはとうの昔にやってますが、何で20年も発想の転換ができなかったのかと。


 ※jotulF-600の扉は前面と右に2箇所あるが、ストーブの炉の底と、このドアー下部と
  の差が約8cm程ありこれを超えると(ちなみにレッドゾーンはザット1ヶ月)灰の始
  末が悪くなるので半月を目安に、炉内でいったん灰をふるい十能でペール缶に移して
  いる。
 ※写真-2のペール缶、右が約半月分の灰(寒中はほぼ30kg/日の薪消費)、左がコーク
  スのような物体


用済みとなったグレート

                  写真-1    
・二代目ストーブのグレート(350×250×12)6kgほど いかにも厳つい、この溝から熾きがゴボゴボと受け皿
 に落ちてゆく


                       写真-2
・灰処理の道具 特に中央の、HCで偶然見つけた「天ぷら上げバスケット」スーパーの惣菜売り場の奥で使っ
        ていそうな代物は目が丁度よくて大正解だ。 炉内で灰をすくってチョチョット振って熾き炭
        を分離する。従前は、「キッチン」払い下げのくたびれた、目の細かい「SSざる」を使用し
        ていたが強く振らないと灰が落ちず、舞て(PCの故障、部屋のほこり)難儀した

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