kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -1 #1

 私の冬の日課は「薪焚人」に徹する。


 今、手にしている薪は、一昨年の春から梅雨前に汗水流して拵えた高価な宝物(18円/kg)で私の住む寒山の町は半年以上暖房の必要な積雪寒冷地だ。 薪ストーブを導入し25年が経つうちに、薪代(2mの原木)が2倍ほどに値上がりしている。
 この御代を節約しようと、21年使っていたjotulファイヤーライトを退職の年に、後継機のF-600に替えたのを機に、5年前より日毎の薪の消費量を記録(下表)しはじめた。それまでは外気温等の影響で部屋が寒いと感じたときに、ストーブ内の薪が熾になりはじめ、表面温度が150℃を割り込むあたりで薪を投入していた。したがってシーズンが終わった時点で如何程(何トン)の薪を消費したのかわからない、いや購入した分の原木を消費してしまったのだと素直に受け入れられない。あれほど苦労(至福)して作り、ふた夏をへて醸成し熟成した宝物なのに!!
 記録し始めて、1回に投入する薪の重量は節気にも影響するが、特に寒中は3.5~4.5kg前後、投入間隔は外気温により1.5~3.0hr、ストーブ表面温度は200~250℃で推移している。ちなみに今期の焚きはじめからの燃費は1.7kg/hr、寒中は1.9kg/hrとなっており、大喰らいのF-600にしては良好と感じている。


今回投入する薪 3.5kg/3本


薪ストックの前は猫の隠居場


薪消費記録 エクセル

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