kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -3(薪の歩留まり-1)         #9

セッセセッセ


                                                           薪の歩留まり
 私の薪作りは、地元森林組合にt単位で2mの原木を指定する土場に搬入して貰ってから全てが始まる。平年だと4月の高山祭りすぎから、搬入が始まるのだが本年度は暖冬で、雪もあまり降らなかったために、山仕事の着手が早く、一ヵ月半も早く原木が搬入された。
 例年だと、ソッレーとばかり薪活が始まるのだが、なにせまだ本年度の薪がだいぶ残っいる。 家周りの広い農家や、郊外の住宅と違って、薪置き場のスペースが限られているため、住宅の道路に接しているかつて庭のスペースを手前から奥に2分割し2年分を保管している。 手前の「今冬」使う薪を、まだだいぶ残っている「本年度」いまだ消費をしている奥の置き場に天地反しを兼ねて移動し、「本年」作る薪を、手前に置く作業を繰り返しているから、来年度使用する薪を保管する場所が確保できないと、薪活ができない。
 何故か? 私が使用してる土場は森林組合の所有地で、毎シーズン私を含め3人ほどがここで薪活を行っている。私は休日、祝日は作業をしないから、彼らを見たことがないが、平日薪活に行くとそれぞれの原木が減っているから、おそらく現役サラリーマンが来ているんだと考えている。また残渣があまり散らかっていないことから、玉切だけをここで行い、割りは自宅でしているものと考えられる。またこの土場は一番手前に〃事務所があり、おくが作業場なのだが、周辺に人家もなく夜中には「ひとけ」が感じられないことから無用心と考えて、土場には割った薪を仮置きしないのが理由だ。
 この土場に搬入する原木は森林組合の集積所で予め1束を1t単位にワイヤーで結わえ、t単位の注文に応じ搬入される。※以前借りていた土場への搬入状況 2016年 8t購入

          


           薪の重量とは如何なものか? 
 表記を理解するための必要なファクターをひとつずつ把握していく。


1. まず1tの薪の原木は何本なのか? 上記写真で搬入時の状況がわかると思うが、原木1本の直径は様々なのだが、一束1tでこの直径約1mほどである。では1束何本なのかはそれぞれロットで異なるのは当たり前なので、搬入後全ての薪の本数を数えるのである。 また原木の長さは2mピシャリのものは100本に1~3本程度で、2.0~2.3mのものが大半である。これは山での伐採時に作業員のカットのばらつきであると考えられる。「実はこのことが私の大きな悩みの種」なのだ。


 以下にこれまでの2013年からの購入原木量を添付する(表-1)

                                     つづく

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