kakasi-1994-katu10のブログ

薪ストーブとお山とテレマーク

薪焚くひと -4(薪の歩留まり-2)         #10

わたし

 薪の原木の長さは原則2mでそろえられていること、使用しているストーブの最大薪長が55cmであることから、当初長さを50cmか40cmにするか、いづれも2.0mの約数なので、迷った。50cmにするとおそらく薪割りが大変だし、ストーブに投入する際の薪の置き方の自由度が不足するし、薪棚の上部に積む場合について扱いが大変だと考えて40cmが妥当な長さと決めた。
 玉切は原木がピシャリ2.0mならば4回チェンソーを入れればシャンシャンなのだが、前述の通り2.0mピシャリの原木はわずか1~2%であるから、1本に付き5回入れることになる。これが私の大いなる悩みなのだ。
 チェンソーの切しろはザット1cm弱あるから、玉切をする際には、5個の玉と1個の木端ができるが、原木1本に付き5回チェンソーを入れる訳なので、計5cm弱分の切りカスが生じることになる。前回ブログ#9に記載の表-1の2018年度分を改めてみて見る。


 昨年、2018年4月の原木購入分(ふた夏をおいて本年度の燃料)は6.2tで原木本数は110本だったので、「次式-1~4」の通り5.5mがカットロスなわけで、なんと原木2本と1.5mである。また木端は10~20cmほどの円錐状のものもあれば、伐採時の根元の部分はテーパーが付いており、これらは薪棚に積むにしてもスペースが非常に無駄になるし、しばし雪崩れる。 ここで悩ましいのは、これらの残渣の扱いなのだ。これらの原木は1t@15,000円+運搬費2,000円/tで17,000円/tの超高価な薪、なんと1kg当りなんと18円なのだ、これは何とかしなければと5年前より実行していることがある。


110本×5cm=5.5m             式-1
56.4kg/本×(2本+1.5m/2.0m)=115.1kg   式-2
115.1kg÷6.200kg=1.9%(≒2.0%)   式-3
56.4kg×18円/kg=1,015円         式-4
とまぁ~大変なことになっているというわけだ、ジュウシーではあるが、56kgの薪といえば2日分である。
                                     つづく


・本年度購入した原木は6t/90本 102,000円(税別)の代物だ、高価ではあるが高い代物ではない。


                                      

今後はブログを継続しつつ、「薪焚くひと」の、原木を一本〃いとおしみながら(涙)薪にする課程を織り交ぜながら掲載する。

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